
1月14日に鑑賞。
二つの世界が交差してなしていく物語。
だけど一つは「私」が作り出した世界。
その幻想の世界は静かで一角獣たちが群れを成し、そして美しかったです。
物語は丁寧に進んでいくので、難解ではなかったです。
ただ感想をどう書いていいのか分からず、ちっとも手が動きません。
ネタバレ全開で、ダダダと書いていけばいいのかもしれませんが、解釈のどこかを間違えそうで、今は止めておこうと思います。
ネタバレ感想は、いつになるかは分かりませんが原作を読み終えてからにしたいと思います。
しかしながら藤原竜也と言う人は、本当に名優だと思います。今更ながらですね。
静かで孤独。
封印されていた過去の記憶に、無意識に苦しめられている。
何かが、自分の記憶と交錯して、その孤独に共鳴してしまいます。
そして雨の降る日には雨を、風が強い日にはその風を楽しんで生きていくことは大事なことだと、再認識しました。
花の名前をまともに覚えずに生きてきてしまったと「私」は言います。
ささやかな事で知らなくても生きてはいけるけれど、知れば世界が広がっていくことはたくさんあると思います。
そんな素敵な事を、一つまた一つと拾って生きていくという事も、また大事なことですね。
このお芝居はミュージカルではありませんが、ダンス劇(そんな言葉あるのか!?)。
素晴らしいダンスに目が釘付けになることもしばしばです。
それから私は、原作が誰かくらいは知っていても、他の情報は全く入れず「藤原竜也のお芝居」と言う認識のみで観に行ってしまいました。
ところがヒロイン二人・・・・
この人たちが出ていることを知って、なんだか得をした気持ちになりました。
ひとりは森田望智。
朝ドラ「虎に翼」の虎ちゃんの親友であり、兄のお嫁さんだった人です。2027年前期の朝ドラ主人公に決まっていますね。
もう一人は、富田望生。
やはり朝ドラ「ブギウギ」に出ていた人で、最近では「もしもこの世が舞台なら‥‥」に出ていました。
ポジション的に、この人をヒロインと言ってはいけないのかもしれませんが、私的には言いたい。
確かに、美しいと言う設定ではない・・・・m(__)m
だけど「私」はこの女性と再生の道を歩んで欲しいと言う気持ちまで生まれてしまったのです。
森田望智は初舞台らしいですが、とっても良かったし、富田望生は、やはり演技が上手いと感じました。
それと生で演奏され、その場で付けられている効果音も素晴らしいなと思いました。
舞台映像とか、いっぱいいっぱい堪能してきました。
異世界の若い「僕」たちも良かったのですが、演出上無理なのは分かっていても、全部藤原竜也で見たかったなと思う私が居ました。
なぜなら最後のセリフで感じたのは、言葉の放つ説得力だったからです。
最後ジーンと来てしまいました。
空しい
寂しい
何もない
(いや、そんなセリフではないですよ。)
ただ今日を、空を見上げたり通り過ぎる鳥のさえずる声に耳を傾けたりしながら、しっかりと生きていきたいものだなと思っています。
世界が終わるその時まで。
このお芝居で唯一不満だったのは、
アンコールの途中で灯りが強引につき、終わりになってしまった事ですね。
あとなまじ良い席だったので、後ろの人に遠慮してスタンディングオベーションが出来なかったことです。私はいち早く立つ方だと思いますが、だいたいいつもは後ろに遠慮する必要もない席だったからなんだと思いました。後ろの方から波のように立ってくれれば良かったのですが、劇場がそれを望んでなかったみたいで、そこに至る前に、アンコール時間が終わっちゃったから、仕方がないですね。
決してスタオベレベルではなかったとは、私には思えません。
凄く良かったです。
珍しく、グッズをたくさん買いました。

パンフでしょ。↑
ファイル2枚組 ↓


チャーム

長袖のTシャツ。
